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阪神時代の闘将・星野仙一さんとの絆 桧山進次郎さんが語る、愛のある“むちゃぶり”


トークショーで今シーズンの阪神タイガースについて語る元阪神桧山進次郎氏(撮影・白石智彦)

2003年の阪神リーグ優勝時に4番を務めた桧山進次郎氏が、7月に大阪市内で行われたトークショーで、闘将・星野仙一監督との特別な絆について語った

22年前、星野監督は就任2年目でチームを改革しセ・リーグで独走。9月15日に早々と優勝を決め甲子園で胴上げされ、宙を舞った。

そのチームで、選手会長としてグラウンド内外でチームをけん引したのが桧山さんだった。

桧山さんは当時の星野監督からの“むちゃぶり”を、懐かしそうに口にした。

「プロ野球に入って、ずっと外野しか守ってないのに、急に『ファーストミット用意しろ』と言われて」。この年、チーム事情から経験のない一塁手として起用された当時を振り返った。

しかし、選手を信頼し、愛を持って厳しい“むちゃぶり”で結果につなげる星野采配。その要求は、さらにスケールアップしていったという。

5月20日広島戦(甲子園)でのアクシデントがきっかけだった。

「(ライトを守っていた)浜中選手が肩を痛め、僕がベンチスタートだったのに、(星野監督から)『ヒー、行くぞ』と、言われて。そのシーズン、ファーストしか守ってないから」と驚きとともに、突然、右翼手として出場するように指示されたという。

これが吉と出るのだから、星野監督はすごい。何より、キッチリ応えた桧山さんもすごかった。

「(その試合)途中から出て、ヒット2、3本打って、ヒーローインタビューも受けて。(そこまで)絶不調だったのに、ファーストの守りに気を使いすぎて、打つよりも守備で精いっぱいというところから、一気に打率が上がって、4番に復帰してという感じでね」と、星野さんとのやりとり、絆について語った。

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