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北海学園大46年ぶり白星 ドラフト候補159キロ右腕工藤泰己4回途中4失点、高谷舟は満塁斬り


北海学園大学は上武大学に5-4で勝利し、46年ぶりに全日本大学野球選手権での白星を挙げました。先発した工藤泰己投手は最速159キロの速球を武器にし、試合をリード。広島苑田スカウトは彼の球速と変化球の切れを評価しています。工藤は大学まで捕手を務め、ここで投手に転向しました。彼は制球力を磨き、プロ入りを目指しています。もう一人の注目選手、高谷舟投手は緊迫の場面を無失点で乗り切り、安定した投球を披露しました。2人は中学時代からの親友兼ライバルで、共にプロを目指しています。監督は自信を持って投手陣の今後の活躍を期待していると述べました。

北海学園大対上武大 北海学園大先発の工藤(撮影・野上伸悟)

<全日本大学野球選手権:北海学園大5-4上武大>◇9日◇1回戦◇神宮

北海学園大が9回に勝ち越し、79年以来46年ぶりに白星を挙げた。

今秋ドラフト候補の投手陣が試合をつくり、上武大に競り勝った。最速159キロ右腕、工藤泰己投手(4年=北海)が先発し、4回途中4失点ながら、球威、変化球ともに各打者を圧倒した。広島苑田スカウトは「担当の評価は高い。スピードだけじゃなく、球のキレがある。スライダーも良かった」と話した。

高校まで主に捕手だったが、キャッチングやブロッキングが苦手で、大学入学後に本格的に投手に転向した変わり種。天性の球速に加え、「ダルビッシュさんを目標にしている」と、カーブ、スライダー、チェンジアップ、ツーシーム、カット、スプリットと多彩な変化球を習得した。「制球力に磨きをかけて、プロに行きたい」とアピールした。

もう1人のドラフト候補、高谷舟投手(4年=札幌日大)は7回2死満塁のピンチで登板した。この回空振り三振でピンチをしのぐと、残る2回も無失点に抑える安定感を見せた。カージナルス大慈弥アジア統括スカウトは「春先に体調を崩していたので、やっと見ることができた。昨年から実績がある投手で、各球団注目していますよ」と話した。最速153キロにスライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリット、ツーシームを投げ分ける。

中学時代の同級生でもある2人は、ライバルであり親友でもある。高谷は「2人でプロに行きたいと話している」と、夢の実現へ向け次戦もアピールしていく。

島崎圭介監督(53)は「投手陣は自信があるので、だれが投げてもゲームをつくれると思う」と上を見据えた。

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