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【大学野球】近大にプロ注目トリオ 日大国際関係学部には「ドクター0」


第74回全日本大学選手権が神宮球場と東京ドームで開幕し、全国から27の大学が出場する。関西学生リーグで注目されるのが近大の主将、勝田成内野手。彼は昨春リーグ戦のMVPで、侍ジャパンの井端監督からも期待される逸材だ。出塁率5割超えでチームの攻撃を牽引する。 中京大は投手の高木快大と伊藤幹太の力強い布陣で挑む。東海地区の日大国際関係学部は投打のバランスが取れ、プロ注目の投手陣が光る。 奈良学園大は正捕手の守優雅を中心に粘り強さが特徴で、松林克真内野手の打撃が期待される。大産大は捕手小出望那が率いる投手陣のコントロールが鍵となる。 これらのチームが全国大会でどのようなパフォーマンスを見せるのか注目される。

25年春リーグ戦で最優秀選手に輝いた、近大の主将・勝田

<全日本大学選手権出場校&注目選手(3)西日本編>

大学野球の頂点を争う第74回全日本大学選手権が9日、神宮球場と東京ドームで開幕する。各リーグを勝ち抜いた全27出場校(出場辞退含む)の中から、<1>チーム紹介や<2>注目選手をピックアップしてお届けする。(※連続出場回数は中止の69回大会を含む)

【愛知】

中京大2大会連続21度目

<1>8強の前年超えなるか。今秋ドラフト候補の高木快大投手(4年=栄徳)は全国舞台も経験済み。今春リーグ最多勝を分け合い、MVPを獲得した伊藤幹太投手(2年=至学館)との2枚看板は強力だ。本塁打王と打点王の2冠だった秋山俊外野手(4年=仙台育英)も中軸として心強い。

【東海地区】

日大国際関係学部=7年ぶり5度目

<1>投手陣はプロ注目のエース林に加えて、佐藤開(4年=堀越)らが台頭。打線も、東海選手権の2試合で6安打3打点と好調の1番石川蒼外野手(3年=青藍泰斗)を筆頭につながりがある。手応えを持って大舞台に乗り込む。

<2>林京平投手(4年=東農大二)181センチ・84キロ、右投げ両打ち

150キロ近い直球と切れ味鋭いスライダーが武器の本格派右腕。新たにカットボールも習得し、投球の幅が広がった。今春の静岡学生リーグでは5試合に先発。計37回を投げ、防御率0・00と抜群の安定感を誇った。2季ぶり優勝の原動力となり、最高殊勲賞、最優秀投手賞、最優秀防御率の個人3冠も達成した。

【北陸】

福井工大=3大会連続46度目

【関西学生】

近大=2年ぶり32度目

<1>上級生と下級生の層の厚さが武器。野手は4年生のプロ注目3人衆、勝田、阪上、野間が一枚岩となり、2年生ながら久保尊外野手(木本)やリードオフマン谷本颯太内野手(広陵)も頼もしい。今春9試合で35回1/3を無失点だった左腕・野口練投手(4年=星稜)は、大舞台でも「0封」なるか。

<2>勝田成内野手(4年=関大北陽)163センチ・70キロ、右投げ左打ち

小兵であることを忘れさせるようなアグレッシブなプレースタイルで、昨春、侍ジャパン井端弘和監督(50)が“推しメン”に挙げた好打者。プロ注目3人衆で唯一、大学3年から日本代表に加わった、一番の経験値と安定感に定評あり。今春は最多安打、盗塁王、ベストナイン(二塁手)、MVPとリーグ屈指の存在感を発揮。5割超えの出塁率で攻撃の起点となる。

阪上翔也外野手(4年=神戸国際大付)180センチ・83キロ、右投げ左打ち

静かなる主砲が、今春打点王の勝負強さをひっさげて大舞台に臨む。開幕前には不調に陥るも、開幕後は単打、長打、犠飛と臨機応変に対応。光元一洋監督(50)も「試合を通して、チーム打撃に徹している」とうなずく。

野間翔一郎外野手(4年=大阪桐蔭)180センチ・78キロ、右投げ左打ち

50メートル走5・8秒の俊足と高い野球IQでチームを陰から支える。リーグ戦開幕前に高熱を伴う「菊池病」で出遅れたが、優勝を決めた最終戦で存在感を発揮。「春はムーキー・ベッツに励まされました」と、同じく開幕時に体調不良で静養していたドジャースの好打者に支えられたという。

【関西6大学】

大商大=出場辞退

【阪神】

大産大=21年ぶり2度目

<1>バッテリーを中心に接戦に強い。今春先発転向でMVPを獲得した高橋克弥投手(4年=高知)とプロ注目捕手の小出がどう試合をコントロールできるかが鍵となる。久々の全国舞台で上位進出なるか。

<2>小出望那(もなく)捕手(4年=大産大付)175センチ・85キロ、右投げ右打ち

強肩を全国でも見せつける。二塁送球は最速1秒84で、今後の進路も「プロ1本」と明言。今春のリーグ戦では打撃面で思うような成績を残せなかったが、扇の要として投手陣を引っ張った。約170人の部員を束ねる主将でもあり、下級生からの経験を生かして、全国舞台で暴れ回る。

【近畿学生】

奈良学園大=7年ぶり22度目

<1>現役部員は大学時代に全国大会を経験したことがなく、悲願の大舞台となる。正捕手の守優雅(4年=下関国際)を中心に粘り強い戦いが多く、接戦に持ち込めば終盤で勝負を決める流れにできる。

<2>松林克真内野手(4年=履正社)185センチ・100キロ、右投げ右打ち

長打力が魅力の右打者。恵まれた体格で今春は本塁打王と打点王の2冠に。6月下旬に行われる大学日本代表選考合宿にも選出された。高校、大学の先輩のヤクルト宮本と同じ背番号10を背負って挑む今大会。チームを勝利に導く打棒を見せたい。

【京滋】

佛教大=2大会連続24度目

【広島6大学】

近大工学部=3年ぶり31度目

【中国地区】

東亜大=4年ぶり12度目

【四国地区】

聖カタリナ大=初出場

【九州6大学】

西南学院大学=2年ぶり8度目

【福岡6大学】

九産大=3大会連続24度目

【九州地区】

久留米工大=初出場

【南部九州】

東海大九州=2大会連続13度目

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