
日本サッカー協会(JFA)は23日、千葉市内で、26年ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選オーストラリア戦(6月5日、パース)、インドネシア戦(同10日、パナスタ)に臨む日本代表メンバーを発表し、MF佐野海舟(マインツ)とMF佐野航大(NECナイメヘン)の兄弟がそろって選出された。
2人を選んだポイントを問われると、森保監督は兄の海舟について「インテンシティーが高い。ボールを奪い取る能力、難しいボールを奪って攻撃につなげられる。上背は大きくないが、190センチ前後の選手と競り合うシーンが多い中、日本人でもフィジカル的に戦えることを体現している」。
また、弟の航大についても「2列目もボランチもできる。攻守においてチームに関われる。運動量が多く幅広くチームに貢献していく選手。兄弟で選ばれて刺激しあいながら良き活動にしてもらいたい」などとコメントした。