
日本サッカー協会(JFA)は23日、千葉市内で26年ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選オーストラリア戦(6月5日、パース)、インドネシア戦(同10日、パナスタ)に臨む日本代表メンバー27人を発表した。
三笘薫(ブライトン)、守田英正(スポルティング)、伊東純也(スタッド・ランス)上田綺世(フェイエノールト)前田大然(セルティック)らのコアメンバーが外れた一方で、遠藤航(リバプール)や鎌田大地(クリスタルパレス)、そして久保建英(レアル・ソシエダード)はメンバー入りした。
これら選出の判断基準について森保監督は「絶対的な基準があるかと言うと答えづらいですが、年間を通して試合に出て出場試合数が多いところと、シーズンを通して戦う中でけがが多くなってきている選手を今回は招集しないということで考えました。遠藤と鎌田に関しては試合数は出ていますが、出場時間は短いというところで考えています」と説明した。
その基準に当てはめるなら、今季フル稼働の久保は選考外となるはずだが、なぜか?
これについては「選ばない基準に当てはまると思いますが、このメンバー発表の中で、経験値がパリ五輪世代よりも下のメンバーを多く招集しています。彼には年齢関係なくチームのリーダーとして立ち振る舞いしてくれていますけど、新たに入ってくる選手のリーダー役として同世代の選手として、いろんなものをみせてほしい」と期待を寄せた。