
<阪神-巨人>◇26日◇甲子園
阪神ジョン・デュプランティエ投手(30)の投球が巨人若林楽人外野手(27)に当たり、場内が一時的に騒然とした。
5回1死一、三塁から厳しく内角を突いた直球が腕付近を直撃。若林は痛さでその場にうずくまり、トレーナーらが駆けつけた。観客はざわついた。その後、立ち上がり、一塁に歩いてプレーを続行すると、今度は大きな拍手が起きた。
思い出されるのが同じ甲子園での20日の広島戦。広島岡本駿投手(22)が阪神坂本誠志郎捕手(31)の頭部に死球を当てると、藤川球児監督(44)が猛然とグラウンドに飛び出し、広島サイドに激怒。両軍入り乱れる騒ぎとなり、警告試合が宣告された。