
<ソフトバンク-オリックス>◇22日◇みずほペイペイドーム
オリックスは今季2度目の引き分けで、ソフトバンク戦10連敗の流れを止められなかった。5-3の9回、守護神マチャドが2死満塁からソフトバンク川瀬に右前へ同点の2点適時打。あと1死のところで白星を逃したが、岸田監督は「ああいうこともあります。このままの勢いでいきますよ」と前を向いた。
打線は今季13度目の2桁安打で攻め立てた。今季初めて3番起用の太田椋内野手は4安打4打点の大暴れ。1-0の3回、先発モイネロのチェンジアップを左前適時打。2-1の7回は2番手杉山から右翼へ2点適時打を決めた。さらに1点差の9回、左中間のテラス席へ3号ソロ。両リーグトップの打率を4割3分5厘に上げた。それでも「できすぎぐらいだと思うので、継続という形で頑張ります」と浮かれた様子はなかった。
延長戦では、中継ぎ陣が0のバトンをつないだ。4時間32分の激闘で、開幕から続く敵地8連勝の不敗は継続。2位日本ハムが敗れ、ゲーム差は1・5に広がった。【村松万里子】