
漫才コンビ「ロザン」の宇治原史規(49)と菅広文(48)が22日放送のMBSテレビ「よんチャンTV」(月~金曜午後3時40分)に出演。高騰が続くガソリン価格について言及した。3週連続の値上がりで過去最高値に並んでいる。
石破茂首相は物価高対策として、5月22日からガソリンや軽油の価格を1リットル当たり10円引き下げることを発表した。
番組では、りそな総合研究所大阪本社の主席研究員、荒木秀之氏の解説を交えて今後の見通しなどについて伝えた。
ガソリン価格はこれまで、政府が石油元売りに補助金を支給する形で、1リットル当たり185円程度になるよう抑制してきた。17日からこの補助金が打ち切られ、今後は価格の目安を設けずに相場に連動する形で、引き下げ幅を1リットル当たり10円に固定する形となる。荒木氏は、トランプ関税や円高の影響で、今後の価格は「しばらくは少し下がっていきそう」との見方を示す。
宇治原は、これまでの185円前後を目安にした補助と比べ、相場に連動する今後の価格について「仕事で常時車を使うという人であったり、企業からすると、コストの予定が非常に立てにくくなるんじゃないかな、という心配がある」と指摘。
現在は原油価格が下がりつつあるが、「原油以外の事でもそうですけど、トランプ大統領が何をするか分からない。次に何を言うか分からない。専門家の方は、傾向は何となく予想しているとは思うんですけど、トランプ大統領の言動を完璧に予想できる人間がいないので、非常に難しいですよね」とも語った。
菅が荒木氏に「次、いつガソリン入れようと思っていますか?」と給油のタイミングについて質問。荒木氏が「しばらくは低い状態が続きそうですので、早いところ入れようかなと思っています」と明かすと、菅は「荒木さんを信じますよ!」と笑いを誘っていた。