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【阪神】才木浩人、昨季と同じ吉兆連勝!も四球反省 初先発時のリベンジ意識は持たずマウンドへ


阪神の才木浩人投手が、横浜で行われたDeNA戦で連勝し、今季2勝目を挙げました。この試合ではMLBサイ・ヤング賞右腕のトレバー・バウアーと対峙。才木はバウアーに続き、すでに今季2度のサイ・ヤング賞受賞者に勝利しており、その活躍は注目されています。試合中は6回まで無失点に抑えるも、7回に2失点を喫し、以降は救援を仰ぎました。5つの四球を許したことを改善点として挙げつつも、冷静な自己分析を行い、次の試合に備えている様子です。この勝利は、昨年の自己最多13勝に向けた良い兆しと見て取れます。藤川監督も彼のピッチングを称賛しています。

DeNA対阪神 1回裏DeNA無死二塁、三森を三飛に打ち取り雄たけびを上げる才木(撮影・井上学)

<DeNA2-4阪神>◇22日◇横浜

また世界最高投手に投げ勝った! 阪神才木浩人投手(26)が、連勝で今季2勝目を手にした。

相手先発は、20年MLBサイ・ヤング賞右腕のバウアー。3月16日のプレシーズンマッチ、ドジャース戦(東京ドーム)でも5回無失点で、18&23年の2度サイ・ヤング賞を受賞している左腕のスネルに投げ勝った。NPBで同賞受賞投手と1年に2度も投げ合うこと自体が超レアだが、2戦2勝で相手に土をつけたのだからあっぱれすぎる。

「ゼロで帰ってくるのが一番いいので、(6回まで)結果で見ればよかった」 万全ではなかったかもしれない。初回から粘りの投球を継続。四球も絡み2死一、二塁のピンチで宮崎を中飛。2四球で2死満塁とした4回はバウアーを空振り三振など、6回までホームを踏ませなかった。

「点を取ってもらった後、ゼロに抑えることはできている。そこは継続しながら、無駄なフォアボールがないようにできれば」

7回に2点を失い、及川の救援を仰いだ。満足はしていない。5四球は昨年3月31日の敵地巨人戦と並び自己最多。「今年は初戦も2戦目も今回も、フォアボールが絡んでの失点なのでもったいない。考え方を変えないと」と引き締めた。

DeNA戦は5回2/3 4失点でホーム開幕を飾れなかった今月1日の25年初先発以来。だが、リベンジの意識はあまりないという。

「打たれた瞬間は『うわー』とかなるけど。終わったら終わり。次抑えりゃいいか、くらいの感じ」。大切なのは冷静な自己分析。反省点は洗い出すが、気持ちは引きずらない。「(メンタルは)一定というか、自分のやる仕事をベストなポジションで。相手にかかわらず毎回そうです」。

目の前の一戦でのベストパフォーマンスに集中。相手がたとえサイ・ヤング賞右腕でも関係なかった。

15日ヤクルト戦(松山)での今季初勝利から2連勝。登板3戦目での初勝利からの連勝は、自己最多13勝を挙げた昨季と波長が重なる吉兆だ。藤川監督は「(球場は)風もありますし、すごくケアをしながらだったと思いますが、ナイスピッチングです」とたたえた。火曜日の男が、白星街道を突き進む。【塚本光】

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