
<オリックス0-2日本ハム>◇20日◇京セラドーム大阪
首位オリックスは今季2度目の完封負けで、2位日本ハムに2連敗。ゲーム差は1に縮まった。
先発の宮城大弥投手(23)は6回118球、5安打無失点で勝ち負けつかず。2回まで1安打ながら、50球を要した。岸田護監督(43)は粘る相手打線に「当然うちのエースなのでね、そこは(球数を投げさせようと)やってくると思います。そこをよう粘って抑えたと思います」とたたえた。
◇ ◇ ◇
0-0の7回、2番手の山田修義投手(33)が先頭の水野に右中間へ三塁打。2死を奪った後、「バッターも見ながら」と右の博志投手(28)に交代した。だが、2者連続四球で満塁。代わった4番手川瀬堅斗投手(22)が吉田に決勝打を浴びた。1イニングに3投手をつぎ込んだ総力戦に「みんなでなんとかというところで、1点で抑えたというところは良かったかもわかりませんし、無失点で抑えられたら当然もっと良かったですけどね」と振り返る。
一方、打線は日本ハムの先発金村を前に今季最少タイの5安打。4回、7回と先頭が出塁も、後続が倒れた。「それは当然、波のある話だと思いますからね。もう1回盛り返してくれると思う」と期待を込めた。
これで本拠地では3カード連続負け越し。22日からは開幕から8連勝中のビジターゲームとなる。ソフトバンク2連戦(みずほペイペイドーム)で首位を守れるか。