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立大が代打・野村陸翔の内野安打で法大にサヨナラ 9回2死満塁で執念ヘッドスライディング


立教大学が東京六大学野球で法政大学に2-1で勝利を収めた。9回裏、立大は満塁の場面で代打の野村陸翔が登場し、三塁への内野安打でサヨナラ勝ちを決めた。野村は1-1のカウントから高めのボールを振り切り、一塁へのヘッドスライディングでセーフとなった。このプレーはビデオ判定でも覆らず、野村とチームは勝利を喜び合った。彼は幼少からの野球経験と、「立大愛」に溢れる情熱を持って、日々努力を続けてきた。4年生になり初の代打としての機会を生かし、チームに貢献することができた。

法大対立大 9回裏立大2死満塁、野村(右から2人目)はサヨナラ三塁適時内野安打を放ちナインと抱き合う(撮影・柴田隆二)

<東京6大学野球:立大2-1法大>◇第2週第1日◇19日◇神宮

立大が野村陸翔外野手(4年=立教池袋)のサヨナラの適時三塁内野安打で粘る法大を振り切り、先勝した。

1-1で迎えた9回2死満塁。代打を告げられた野村は「オマエならできる!」というチームメートの声に後押しされ、打席に立った。ボールカウント1-1から外角高めの真っすぐを振り切ると、打球は三塁へ。「あっ、ヤベェ!」。無我夢中で走り、一塁にヘッドスライディング。セーフの判定に、大きくジャンプした。

セーフを確信していた。法大側の要求でビデオ検証も、判定は変わらず。「一塁ベースをタッチした感触があったので。楽しみに判定を待っていました。うれしい!」。チームメートと笑顔で抱き合った。

「立大愛」なら誰にも負けない。宝仙学園小で野球を始め、神宮球場で6大学野球を観戦して人生が変わった。「立大のユニホームがかっこいいと思った」。付属中学に入学。立大進学後はレギュラーを目指し、投手から外野手に転向した。「手のひらの皮がズル剥けになりながらやっていて苦しかった」。練習が終わってからも、寮の部屋でスイングを研究。4年生になって、ようやく代打のチャンスをつかみ結果を残した。

憧れの立大のユニホームで勝利に貢献した。「立大愛はあるので」。ヘッドスライディングで泥だらけになったユニホームで、笑顔を見せた。

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