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【鳥栖】19歳MF堺屋佳介の今季初弾で執念ドロー 小菊監督の采配ズバリで7位浮上 


サガン鳥栖は、明治安田J2第10節でレノファ山口と2-2で引き分け、連勝は止まったものの3試合連続無敗を達成しました。試合は鳥栖が前半に先制するも、後半に逆転を許した中、後半48分にMF堺屋佳介が同点ゴールを決めました。堺屋は5試合ぶりの復帰戦で得点を記録。監督の小菊昭雄は、試合内容に満足しつつも、後半の失点が今後の課題であると述べました。また、新加入のMF新井晴樹やプロ1年目のFW鈴木大馳ら若手選手も活躍し、クラブの下部組織の力が光りました。

堺屋佳介=24年11月

<明治安田J2:鳥栖2-2山口>◇第10節◇19日◇駅スタ

2連勝中だったサガン鳥栖が、執念ドローで3試合連続無敗とした。ホームでの連勝は3で止まったが、通算4勝2分け4敗の勝ち点14で暫定7位に浮上。開幕3連敗の後は、7試合で4勝2分け1敗。1年でJ1復帰へ、ペースは確実に上がってきた。

最終盤の見せ場は、1点を追う後半48分。けがから5試合ぶりに復帰のMF堺屋佳介(19)が、MF日野の左クロスに右外から飛び込み、ヘッドでの今季初得点が値千金の同点ゴールになった。

鳥栖U-18(ユース)出身でプロ2年目。1年目の昨季は、J1で16試合1得点の実績を残した。この日は同じく後半途中から入ったMF日野との連係を実らせた。小菊昭雄監督(49)の采配も当たった。

堺屋は「あそこの時間帯(後半48分)で、点を決められたのはよかったが、もう1点決められたはず。練習でも、突き詰めてやっていきたい」と、喜びはなかった。

前半は鳥栖が試合を掌握。J2水戸から新加入のMF新井晴樹(27)が同9分、得意のカットインから右足で新天地初ゴール。

1点リードで迎えた後半は、立ち上がり2失点で逆転を許した。敗色濃厚で迎えた最終盤の同点劇だった。

小菊監督は「前半はほぼパーフェクトな試合ができたと思うが、後半入りの10、15分は非常に大きな課題がある。ただ、また30分、ほぼ私たちの試合になった。もったいない試合だった」と、わずか5分間での2失点を課題とした。

ただ、高校3年のFW新川志音(17)が出場9試合目で初先発。豪快なシュートがクロスバーに当たるなど、モノが違う潜在能力を見せつけた。

開幕前のけがで長期離脱していたプロ1年目のFW鈴木大馳(18)も、後半途中から待望の今季初出場。昨季は高校3年ながら、2種登録でJ1初得点を記録している。

この日途中出場したDF北島郁哉(19)を含め、堺屋、新川、鈴木も下部組織が生んだ宝。主力選手を引き抜かれても、下部組織を含めたクラブ力で激戦のJ2を戦い抜く。

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