
レッズの球団殿堂博物館は14日(日本時間15日)、1966年新人王に輝き球団殿堂入りを果たしていたトミー・ヘルムズ氏が83歳で死去したと発表した。妻のキャシーさんが、13日にシンシナティで亡くなったと伝えてきたという。死因は明らかにされていない。
ヘルムズ氏は64年から8年間、レッズでプレーし、メジャー通算14年で4球団に所属した。レッズ時代の67、68年に2年連続で2年連続でオールスターに選出され、70年から2年連続で二塁手としてゴールドグラブ賞を受賞した。
14年間で通算1435試合に出場し、打率2割6分9厘、34本塁打、477打点、33盗塁。現役引退から2年後の79年に球団殿堂入りを果たし、83年にレッズでコーチに就任。88年に当時監督だったピート・ローズ氏が審判に激しく抗議して30日間の出場停止処分を受けた際には、代行監督として27試合で指揮を執った。