
<ドジャース-カブス>◇12日(日本時間13日)◇ドジャースタジアム
初勝利をかけメジャー4度目の先発マウンドに上がるドジャース佐々木朗希投手(23)について、デーブ・ロバーツ監督が試合前、期待を口にした。
佐々木は前回登板の5日のフィリーズ戦で4回を3安打1失点、2四球4奪三振と好投。良い流れでこの試合に臨めるかと問われた同監督は、前日11日(同12日)の山本由伸投手(26)の投球を引き合いに出し「昨夜の試合がいい手本になる。有利なカウントに持ち込み、2つの変化球を織り交ぜる。スプリットは彼の大きな武器になるし、速球をうまく制球できれば。ヨシは昨夜、非常にいいリズムを作った。ロウキもそれをまねれば、いい投球ができるだろう」と話した。
山本、佐々木ともに速球とスプリットのコンビネーションを使う同タイプの投手であるため、今後はローテを並べ替える可能性があるかと問われると「それはあるかもしれない。4月は休養日があるため週1度のローテで回している。その後に話し合うなどして、変える可能性はある」とした。向こう1週間のローテについては「ヨシは水曜日(16日)には投げさせない。誰かをその順番に入れる」とプランを明かした。17日(同18日)は試合がないため、山本は次回も中6日の登板になる見込みとなる。