＜フランスリーグ：RCランス0－2スタッド・ランス＞◇11日◇第29節◇ランス
スタッド・ランスの日本代表MF中村敬斗（24）が日本史上4人目のスコアラーとなった。RCランスとのダービーで2得点し、欧州5大リーグの1つに数えられるリーグ・アンで今季11点目。中田英寿、香川真司、岡崎慎司に次ぐ5大リーク2桁得点を達成した。
フランスでは日本人初の2桁ゴールにもなった。歴代の達成者とシーズンは次の通り。
＜1位＞15点 岡崎慎司（ドイツ・ブンデスリーガ＝マインツ）13－14年 33試合
＜2位＞13点 香川真司（ドイツ・ブンデスリーガ＝ドルトムント）11－12年 31試合
＜3位＞12点 岡崎慎司（ドイツ・ブンデスリーガ＝マインツ）14－15年 32試合
＜4位＞11点 中村敬斗（フランス・リーグアン＝スタッド・ランス）24－25年 28試合
＜5位＞10点 中田英寿（イタリア・セリエA＝ペルージャ）98－99年 33試合
試合は、MF伊東純也（32）DF関根大輝（22）とともに先発。前半33分、左からの低いクロスを右足インサイドでゴール左上に決め、大台到達の10点目。後半43分にはロングカウンターで長い距離を走り、最後は味方からのパスを右足ダイレクトで蹴り込んだ。右足をつりながら打ったシュートがゴール右ネットを揺らし、残留争い中のチームに大きな勝ち点3をもたらした。
