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【とっておきメモ】選手会長周東佑京の成長「情けなかった」真の自覚を持った開幕カードの出来事


ソフトバンクの周東佑京選手がオリックス戦でプロ野球史上80人目となる通算200盗塁を達成し、チームのスピードスターとしての存在を証明しました。周東選手はこれを603試合目で達成し、この速さは球団史上最速となりました。また、開幕11試合連続安打も記録し、チームのリードオフマンとしての評価も上げています。ただし、シーズン開始直後の試合での不振から感情を制御することの重要性を学び、山川や今宮といった先輩に相談して前向きに変わる姿勢を見せています。責任感を再認識し、真の選手会長として振る舞うことを目指しており、チーム内での成長も見せています。

オリックス対ソフトバンク5回表ソフトバンクの選手ら1死一塁、広■(■は瀬のオオガイが刀の下に貝)隆は三振に倒れ一走周東(左)は二盗を決める、遊撃手紅林(撮影・上山淳一)

<とっておきメモ>

<オリックス1-1ソフトバンク>◇10日◇京セラドーム大阪

福岡が誇るスピードスターが金字塔を打ち立てた。ソフトバンク周東佑京内野手(29)が史上80人目となる通算200盗塁を達成。出場603試合目はプロ野球史上11番目のスピード達成で、球団では89年の福岡移転後最速となった。自己最長を更新する開幕11試合連続安打も放ち、不動のリードオフマンは絶好調だ。チームは今季初の延長12回引き分けで4位タイに浮上した。

   ◇   ◇   ◇

周東には最近、人として成長させられる出来事があった。開幕2戦目の3月29日。5打席に立って4三振、盗塁死まで記録した。打席でバットをたたきつけそうになり、微妙な飛球を捕球できないたびにグラウンドで天を仰いだ。試合後は爽やかな選手会長が珍しく無言かつ早歩きで帰路へ。33年ぶりとなる開幕連敗スタートの全責任を負うかのように怒りを爆発させた。

「僕、イライラしてたでしょ? 本当に自分が情けなかった」

自覚していた。同時に「あんな姿を見せちゃダメだった。選手会長ですし。みんなが見ている」と猛省した。感情の制御について山川や今宮ら先輩たちに相談した。山川からは「俺も若い時はそうだった。年を重ねると疲れちゃうからイライラしなくなったけどね」と励ましを受け、前を向いた。胸に宿る勝利への執念を再確認し、選手会長としての真の自覚を持った。

翌30日も敗れ、開幕3連敗を喫した。成績は悪化しても2戦目とは違う。堂々とプレーし、帰路は直立不動で取材に対応した。「もっと自覚を持たないとですね」。周東はチームの柱として戦っている。【ソフトバンク担当=只松憲】

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