
<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):バルセロナ4-0ドルトムント>◇9日(日本時間10日)◇準々決勝第1戦◇バルセロナ
10大会ぶりの覇権奪回を狙うバルセロナ(スペイン)は強力3トップが圧倒的な攻撃力を示した。前回準優勝のドルトムント(ドイツ)にホームで4-0と大勝。前半25分にFWラフィーニャ(28)が今大会得点ランキングトップの12ゴール目を決めて先制すると、後半にFWレバンドフスキ(36)が2ゴール、FWヤマル(17)も1ゴールを挙げた。
絶好調のラフィーニャは1得点、2アシスト。前半に先制点を決め、後半にレバンドフスキとヤマルのゴールをアシストした。「ここでは非常にレベルの高いチームメートとプレーできるので本当に楽しい。お互いをよく理解していて、その良好な関係がチームを支えている」と語った。
今大会は通算12得点、7アシスト。両ランキングで首位に躍り出た。その合計を19とし、2011-12年にFWメッシがマークした1大会のクラブ最多ゴール関与記録に並んだ。第1戦を4-0で大勝し「良い結果のスタートになったけど、来週(15日の第2戦)もこの調子でプレーすることが非常に重要だ」と気を引き締めた。
前半の先制点はDFクバルシのゴールを横取りするような形だった。MFフェルミン・ロペスの右からのFKをDFイニゴ・マルティネスが頭で折り返し、そこに18歳のDFクバルシが素早く反応してシュートを打った。ボールがゴールに入る直前でFWラフィーニャがさわって先制。28歳のブラジル代表アタッカーは「パウ(クバルシ)には謝りました。彼は気にしていないと言ってくれました」と明かした。