
<広島7-6DeNA>◇6日◇マツダスタジアム
DeNAが広島に同一カード3連敗を喫し、勝率5割に戻った。昨季、4勝9敗と大きく負け越した鬼門マツダスタジアムで悪夢の3連敗となった。
不動の4番で昨季首位打者のタイラー・オースティン内野手(33)が出場選手登録を抹消されて臨んだ一戦。宮崎が21年以来4年ぶりに4番に座った。
しかし先発の平良が序盤から打ち込まれる。2回1死二、三塁、広島石原の遊ゴロで1点を失うと3回に末包、ファビアン、菊池に3者連続適時打を打たれ、3回8安打5失点で降板した。
4番不在の打線も黙ってはいない。5回、佐野、松尾の連打で無死一、二塁とし、蝦名が2点適時二塁打で2点を返した。その後、1死三塁からこの日昇格した度会の三ゴロの間に1点を追加し、2点差に迫った。
8回にも2死一、三塁から佐野が適時打を放ち、1点差まで詰め寄るも、その裏の8回にリリーフ陣が粘りきれず。先頭の菊池のゴロを二塁・牧がファンブルで出塁を許すと、大盛、野間、矢野の3連打で2点を失った。
9回に守護神栗林から森敬の適時三塁打と山本の三ゴロの間に2点を返すも、あと1点届かず。3連敗の重たいムードで横浜への帰路につく。