
<ヤクルト5-6中日>◇6日◇神宮
中日がヤクルトに競り勝ち連敗を3でストップ。借金2とした。
待望のアーチが飛び出した。1点を追う4回、細川成也外野手(26)がヤクルト先発奥川のスライダーをとらえ左翼席中段へたたきこんだ。「しばらく結果が出ていなかったが、本塁打という形で追いついてよかった」。開幕9試合目でのチーム1号。この試合ノーアーチなら69年の球団ワーストに並ぶところだった。
5-5同点の7回2死からブライト健太外野手(25)が左翼席へ勝ち越しの今季1号ソロを放った。「試合の展開が行き来している中で、(ストライクを)取りにきたボールを一発で仕留めることができてよかった」。この1点リードを7回ジュニオル・マルテ投手(30)、8回清水達也投手(25)、9回松山晋也投手(24)の必勝リレーで守り切った。