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【WEリーグ】C大阪ヤンマー玉桜ことの現役引退 元U20女子代表FWでチーム1期生最後の1人


セレッソ大阪ヤンマーレディースの玉桜ことの選手(27)が、2023年3月末をもって現役を引退すると発表されました。2010年にチームが発足した際の1期生である玉桜は、約16年間にわたりチームに貢献してきました。奈良県出身で、小柄ながら不屈の精神で戦い抜いた選手です。過去U-20日本女子代表に選ばれましたが、膝の大けがでW杯には出場できませんでした。今シーズンはベンチ入りはあったものの試合出場はなく、社業に専念するため引退を決意しました。引退時にコメントやセレモニーは予定されていません。チームはこの引退で1期生が全員退団することになり、大きな転換期を迎えます。

引退が発表された2日、ヨドコウ桜スタジアムの前には玉桜ことのの大きな写真が掲げられたままだった

WEリーグのセレッソ大阪ヤンマーレディースは2日、FW玉桜(たまざくら)ことの(27)が3月末をもって現役を引退したと発表した。

2010年にチームが発足した際の1期生16人のメンバーの1人。当時中学生で入団した玉桜は、なでしこリーグ昇格など約16年にわたってチームに貢献してきた。この引退で1期生全員が退団したことになる。

奈良県生まれの玉桜は、152センチ、40キロのアタッカーで、18年にはU-20日本女子代表に選ばれたものの、膝の大けがでU-20ワールドカップ(W杯)代表入りを逃した。

その後もけがに悩まされたが、不屈の闘志ではい上がってきた。今季のWEリーグには3度ベンチ入りも出場機会がなく、最後の公式戦出場は、昨年11月6日のWEリーグ杯INAC神戸戦になった。

リーグ戦は今季残り6試合あるが、20年に入社したヤンマーホールディングスの社業に専念するため、年度末での引退を決意したという。玉桜はプロ契約を結ばないアマチュア選手だったため、社業とサッカーをここまで両立してきた。

本人の意向で引退のコメントなどは発表せず、引退セレモニーも実施しないという。

「セレッソ」とはスペイン語で「桜」を意味し、その漢字の入った玉桜は、C大阪ヤンマーのシンボル的な人気選手だった。チームとしても大きな転換期を迎えたことになる。

◆玉桜(たまざくら)ことの 1998年(平10)2月17日、奈良県生まれ。香芝市三和スポーツ少年団を経て、10年C大阪堺レディースに入団。18年にU-20日本女子代表に選出されるも、膝の大けがでU-20W杯出場はならなかった。通算成績はなでしこリーグ73試合17得点、WEリーグ7試合無得点、WEリーグ杯4試合無得点。152センチ、40キロ。

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