ベッツ「たまたま１スイングでフェンス越えた」サイ・ヤング賞左腕から決勝弾で70年ぶり7連勝

ドジャース対ブレーブス　6回裏ドジャース無死一塁、2点本塁打を放つベッツ（撮影・菅敏）

＜ドジャース3－1ブレーブス＞◇1日（日本時間2日）◇ドジャースタジアム

ドジャースの2番打者ムーキー・ベッツ内野手（31）が、昨年のサイ・ヤング賞左腕クリス・セール投手（35）から決勝の逆転2ランを放った。

6回、「1番DH」で出場した大谷翔平投手（30）の右前打から無死一塁の好機をつくった。ベッツは3球目、真ん中に入ってきたスライダーを捉え、左翼席への逆転2ラン。「ヒットを打てる球を待っていた。（セールは）リーグでベスト投手の1人。たまたま、1スイングがフェンスを越えた」と謙遜しながら振り返った。

2回に自身の送球ミスから先制点を献上したが、打撃で挽回。チームは開幕7連勝で1955年以来70年ぶりの好スタートを切った。ベッツは「シーズンはとても長い。1イニングに集中して、同じようにプレーするだけ」と冷静に語った。