ベッツが汚名返上の３号逆転２ラン 遊撃の守備で併殺狙い大暴投も昨季サイ・ヤング左腕から１発

ムーキー・ベッツ（2025年3月15日撮影）

＜ドジャース－ブレーブス＞◇1日（日本時間2日）◇ドジャースタジアム

ドジャースのムーキー・ベッツ内野手（32）が、汚名返上の逆転2ランを放った。

0－1の6回無死から、大谷翔平投手（30）が右前打で出塁。昨季サイ・ヤング賞に輝いたクリス・セール投手（36）のスライダーを捉え、左翼席へ飛び込む3号逆転2ランとした。

遊撃の守備では、2回1死一、二塁で併殺を狙った一塁送球が大きくそれ、右翼ファウルグラウンドへ転々とする間に先制点を与えていた。汚名返上の1発に、ドジャースタジアムは大きく盛り上がった。

ベッツは東京での開幕シリーズ直前から嘔吐（おうと）が続き、体重が最大8キロ減少。帰国後のオープン戦から実戦復帰し、3月29日（同30日）のタイガース戦（ドジャースタジアム）で、サヨナラ3ランを含む2ホーマーは放った。試合後には「自分に誇りを持っている。病気の間に、自分のことを学ぶことができた。もう1個のチャンピオンリングを手にするために、何でもやれることをやる」と話していた。