
23日(日本時間24日)のエンゼルス戦の試合前、体調不良のため、急きょ出場を取りやめたドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)が、日米報道陣の取材に応じ、ここまでの経緯などについて語った。
日本開幕シリーズの2日前から胃に異変が生じ、オープン戦の最後の2連戦を欠場。チームと一緒に日本へ向かったものの、回復が見込めず、ひと足先に米国へ帰国した。その後も練習には参加し、この日もグラウンドに姿を見せたものの、予定していたスタメンから外れた。
ベッツはこの間、食事をしても嘔吐(おうと)が続き、体重が約8キロ減ったこと明かした。「検査も受けたが、(体は)すべてクリーンで大丈夫だし、練習もできる。ただ、胃がおかしくして食べることが難しい。不思議な症状なんだ」。現在も治療を継続中だが、実戦復帰のメドは立っていない。「食べるのが怖いんだ。何も食べないで、メジャーリーグの試合でプレーするわけにはいかないから」と、苦しい胸の内を明かした。
ロバーツ監督は、今後について「明日は練習はするが、試合には出ない。その日の状態を見ながら判断する」と説明。27日の米国開幕戦は難しい状況だ。