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体調不良ベッツが8キロ減の苦境語る「胃がおかしく食べることが難しい。食べるのが怖いんだ」


ドジャースのムーキー・ベッツ選手が、日本対エンゼルス戦の試合前に体調不良を理由に出場を取りやめた。彼は胃の不調により、出場が続くことができず、米国へ帰国したと説明。体重が約8キロ減少し、食事を取ると嘔吐する状態が続いている。検査では異常は見られず、練習は可能だが、食事が困難であるためプレーが難しいという。不思議な症状に対して治療を続けているが、復帰の見通しが立っていない。ロバーツ監督によれば、状態を見ながら出場を判断するという。

ドジャース対エンゼルス 試合前、ロバーツ監督(左)と話すドジャースのベッツ(2025年3月23日撮影)

23日(日本時間24日)のエンゼルス戦の試合前、体調不良のため、急きょ出場を取りやめたドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)が、日米報道陣の取材に応じ、ここまでの経緯などについて語った。

日本開幕シリーズの2日前から胃に異変が生じ、オープン戦の最後の2連戦を欠場。チームと一緒に日本へ向かったものの、回復が見込めず、ひと足先に米国へ帰国した。その後も練習には参加し、この日もグラウンドに姿を見せたものの、予定していたスタメンから外れた。

ベッツはこの間、食事をしても嘔吐(おうと)が続き、体重が約8キロ減ったこと明かした。「検査も受けたが、(体は)すべてクリーンで大丈夫だし、練習もできる。ただ、胃がおかしくして食べることが難しい。不思議な症状なんだ」。現在も治療を継続中だが、実戦復帰のメドは立っていない。「食べるのが怖いんだ。何も食べないで、メジャーリーグの試合でプレーするわけにはいかないから」と、苦しい胸の内を明かした。

ロバーツ監督は、今後について「明日は練習はするが、試合には出ない。その日の状態を見ながら判断する」と説明。27日の米国開幕戦は難しい状況だ。

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