
ドジャースからタイガースへ移籍したジャック・フラーティ投手(29)が30日(日本時間31日)、自身のインスタグラムでチャンピオンリングの喜びを投稿した。
ロサンゼルス近郊出身のフラーティは、昨季7月にタイガースからドジャースへ移籍。2球団で28試合に先発し、13勝7敗、防御率3・17だった。ドジャース移籍後は6勝2敗と安定した投球を続け、ポストシーズンでは5試合に登板し、チームのワールドシリーズ制覇に貢献した。オフにはFAとなったが「この街を愛している。いつだってここから離れたくない」と残留を熱望していた。タイガースへの「出戻り」移籍が決まると、「ドジャースを倒せないかどうか、やってみたい」と話していた。
27日(同28日)からのドジャース3連戦でドジャースタジアムに凱旋(がいせん)すると、28日(同29日)に先発し5回2/3を2失点に封じる好投。同日にドジャースの選手らにはチャンピオンリング贈呈式典が行われ、フラーティはウオーミングアップ中の外野から見つめていた。
フラーティには翌29日(同30日)の試合前、デーブ・ロバーツ監督(52)やムーキー・ベッツ内野手(32)、フレディ・フリーマン内野手(35)、大谷翔平投手(30)ら多くのチームメートに囲まれ、抱擁を交わしながらチャンピオンリングが贈呈。ドジャースタジアムは大きな拍手に包まれた。右腕はリングが贈られる動画を投稿し、感動のセレモニーの様子を投稿した。同様の映像は、タイガースの公式Xなどでも公開されている。