
<センバツ高校野球:横浜11-4智弁和歌山>◇30日◇決勝
横浜OBの中日涌井秀章投手(38)が、同学年でバッテリーを組んだ村田監督率いる母校のセンバツ優勝を祝福した。
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横浜高校のみなさん、優勝おめでとうございます。そして、村田さん(高校時代、周りからそう呼ばれていたので)、おめでとう。3回に阿部君の適時打で2点を奪った攻撃に象徴されるように、バントで確実に進めて、取れる時に確実に点を取るのは、渡辺監督の時から変わらない横浜高校の野球だなと感じました。3年夏の県大会決勝の初回に石川雄洋(元DeNA)がスクイズを決め、先制した時がまさにそうでした。
村田さんが主将じゃなければ、僕らの代はまとめられなかったし、監督で日本一になって、すごいなと思う。よく家に遊びに行ったし、字がすごくきれいで、帽子に「一致団結」と書いてくれたよね。「ラーメン会」っていうのがあって、夜食として、コンビニでカップラーメンを買って、寮の食堂でオススメのラーメンを教え合ったことはいい思い出かな(笑い)。
最後に、2年生の織田くん。僕の高校2年生の時より全然すごいです。特に、チェンジアップは素晴らしいです。普通、110キロ台まで落とせないです。スケールの大きな投手になってほしいです。(中日投手)