
オリオールズ菅野智之投手(35)が、30日(日本時間31日)の敵地ブルージェイズ戦で、メジャー初の先発マウンドへ向かう。登板2日前のこの日は、全体練習前にブルペンへ入り、投球練習を行った。開幕戦に続き、この2日間でブ軍打線の特徴や傾向を独自に分析。「ちょっとずつコンタクトをしてきているという感じはしますけど、打たれてるのは甘い球だと思います」と印象を語り、「無駄な四球、進塁とかを気をつければ大丈夫だと思います」と自信をのぞかせた。
すでにデータなどの情報収集も進めており、デビュー戦への準備は着々。同地早朝に行われた古巣巨人の劇的サヨナラ開幕戦を見届けたため、「眠いです」と苦笑しながらも、心身ともに不安はない。異国での新しい環境にも、「まあ、特別なことはないです。いつも通りに投げます」と、オールドルーキーは終始、落ち着き払っていた。(トロント=四竈衛)