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【阪神】支配下昇格の工藤泰成が9試合連続無失点でシーズン開幕へ「力んでしまって」0封も反省


阪神の工藤泰成投手が、オリックス戦で8回に4番手として登板し、無失点で締めくくった。彼は自己最速に迫る158キロの球を投げ、ピンチをしのぎながらスコアボードにゼロを刻み続けている。開幕前の最終登板でしっかりと結果を残し、9試合連続無失点を達成した彼は、「力まない」というテーマを再確認しつつも、プレッシャーに落ち着いて対応した。この試合を通じて、ストライクゾーンに投じた球は全てファウルか凡打で、工藤は真っすぐとフォークが武器になることに手応えを感じている。

阪神対オリックス 8回、4番手で登板した阪神工藤(撮影・藤尾明華)

<阪神3-3オリックス>◇22日◇京セラドーム大阪

無失点で開幕だ! 阪神工藤泰成投手(23=四国IL徳島)が、開幕前最終登板が濃厚なマウンドで、またもスコアボードに0を刻んだ。

8回に4番手で京セラドーム大阪で初登板。最速は自己最速にあと1キロの158キロ。ヒットと四球で1死一、二塁のピンチを作ったが得点は与えない。2月沖縄・宜野座キャンプでの実戦デビューから9試合連続無失点。それでも育成1位入団から開幕前に支配下昇格をつかみとった剛腕は表情を引き締めた。

「いい打順で、流れを渡しちゃいけないところだったので、力んでしまった。やってきたテーマが『力まない』だったので、再確認して練習からもう1回しっかりやっていきたい」

気負っても落ち着いていた。1死一、二塁で山中を1球で二ゴロに抑え、迎えた2死一、三塁で打者は21年本塁打王の杉本。カウント2-2から、外角低めのフォークで泳がせ、空振り三振に斬った。それでも顔色一つ変えず、マウンドを降りた。「いい経験ができているし、積み重ねでよくなってきている」と手応えを深めた。

登板したプレシーズンゲームの15日カブス戦やオープン戦での経験は財産。「真っすぐで押せるのは収穫で、フォークも三振が取れるのがわかった」。この日もストライクゾーンに投じた6球すべてがファウルか凡打だった。

残りのオープン戦は23日のみ。安藤投手チーフコーチは「よく頑張ってくれている。今のところ連投はないかな」と説明。シンデレラボーイがミスター0の称号も加えて、28日の開幕広島戦を迎える。【塚本光】

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