
俳優松坂桃李(36)主演のTBS日曜劇場「御上先生」(日曜午後9時、25分拡大)の最終話が23日、放送された。
松坂が演じるのは、東大卒のエリート文科省官僚、御上孝(みかみたかし)。「日本の教育を変えてやろう」と官僚になったが現実はほど遠く、教育現場も大人の権力争いの道具に成り下がっていることに気づく。そんな中で私立校へ出向が命じられ、自ら教壇に立って高校3年生たちを導きながら、権力に立ち向かう大逆転教育再生ストーリー。
この日も「#御上先生」がトレンド入りし、日本1位に上りつめた。最終回では松坂の演技についての書き込みが相次いだ。「御上先生、最終回よすぎて放心状態… 来週からこれ観れないって思ったら泣けてくる」「良いドラマだったなー 最初はオッサン向け特化の学園ドラマだと思ってたけど頭のいい若い人にこそ見てほしいなと思った そして松坂桃李さんが最初から最後までただただカッコよかった」「#御上先生 教育に対する熱意がたしかにあったはずなのに、間違った場所にたどり着いてしまったことに対する怒りとか戸惑いとか悔しさとか、そして自分はこのまま羊にされるのだろうという諦めとか、北村一輝さんの苦い感じがすごく突き刺さってしまった…」「いや、非常に面白かった。ここ数年のドラマで久々リアルタイムで完走できたドラマだった。今までの人生折に触れて見返すドラマは何作かあるけど、これもそのリストに入りました」などと書き込まれていた。
▽最終話あらすじ 隣徳学院と霞が関と永田町をつなぐ不正の証拠はそろった。そしてその不正には、千木良(高石あかり)が巻き込まれていた。
大人たちが、自分たちの利権欲しさに踏み躙ってきた子供たちの未来を、御上(松坂桃李)は取り戻すべく、生徒たちと考え、立ち向かっていく。
そして迎える卒業の日、最後の授業。3年2組を待ち受けるのは、未来の光か、それとも-。