
<ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選:日本2-0バーレーン>◇20日◇C組◇第7戦◇埼玉
日本がバーレーンを2-0で破り、W杯出場を決めた。MF久保建英(23=Rソシエダード)が1得点1アシスト。先人が苦しんだ最終予選で6勝1分け、最多の24得点と最少の2失点と圧倒的強さを示した。3試合を残し、史上最速かつ開催国を除く世界最速の北中米切符獲得に貢献した。
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欧州各リーグでプレーする日本選手は今季、120人を超えた。今回招集された日本代表メンバー27人のうち22人が欧州組。
そのうち最高峰の5大リーグ(イングランド、イタリア、スペイン、ドイツ、フランス)所属は史上最多15人に達した。22年3月の前回W杯カタール大会出場決定時は7人。この3年で倍以上も増えたことになる。
主将MF遠藤航はプレミアリーグのリバプール、DF伊藤洋輝がブンデスリーガのBミュンヘンと、リーグ首位チームでプレー。伊藤は「勝つだけでなく勝ち方も常に求められている」と超ビッグクラブの重圧とも闘い、個の力を高める。
プレミアリーグのアーセナルDF冨安健洋は負傷離脱中だが、スペイン1部マジョルカで調子を上げているFW浅野拓磨、ブンデスリーガでマインツの3位躍進に貢献するMF佐野海舟ら選外組もいる。質量ともに充実。5大リーグでプレーしているからといって代表の座が約束されているわけではない。【石川秀和】