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【ロッテ】ゲレーロ最速162キロ「スピード気にせずにそのスピードは出たのですごくいいこと」


ロッテのタイロン・ゲレーロ投手が巨人とのオープン戦で、高速球を披露しました。7回から登板し、160キロ以上の球を4球投げ、最速162キロを記録しました。ゲレーロは1回を無失点で抑え、1安打2奪三振という好成績を収めました。ゲレーロは投球のメカニックの改善に取り組んでいたことを述べ、スピードが出たことに満足している様子を見せつつ、コントロール面での課題があるとコメントしました。監督の吉井理人もゲレーロのピッチングを評価し、シーズンに向けた調整が順調であることを示唆しました。

巨人対ロッテ 7回からマウンドに上がったロッテのゲレーロ(撮影・たえ見朱実)

<オープン戦:巨人6-2ロッテ>◇21日◇東京ドーム

ロッテのタイロン・ゲレーロ投手(34=エンゼルス3A)が160キロ台を連発した。

7回に4番手として登板。先頭打者に中前打を浴びるも三振と遊飛で2死をとる。巨人丸に対する2球目で球場表示に160キロが出ると、場内は「お~!」という歓声とともに拍手に包まれた。その後も最速162キロを計測するなど160キロ以上は4球。1回を1安打2奪三振無失点に抑えた。「最近投げ方とかメカニックのところちょっと練習してたので、スピード気にせずにそのスピードは出たのですごくいいことだし、コントロールの面ではちょっとまだいろいろ練習はしてますが、そうやってスピードも出てくれるとすごくいい」と振り返った。

吉井理人監督(59)も「よかったですね。本人はずっとここのところ、シャドーピッチングして納得いってないような感じだったんですけども、今日は多分ブエノ(良い)って言うんじゃないかなと思います」と話した。

3年ぶりにロッテに帰ってきた助っ人がシーズンに向けて上々の仕上がりを見せた。

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