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大谷翔平、東京ドームでの凱旋アーチに「久々に帰ってきた」巨人戸郷翔征から確信の1発


プレシーズンゲームで巨人対ドジャースが行われ、ドジャースの大谷翔平選手が3回表、無死二塁の場面で2点本塁打を放ちました。大谷選手は1番DHとして出場し、77.2マイルの外角スライダーを右翼席に運んで、観客を沸かせました。この試合では第1打席は四球、第3打席は二ゴロに終わり、最終的に2打数1安打で途中交代しました。プレシーズンでの打撃成績は18打数6安打、打率3割3分3厘と好調を示しています。昨季の大谷は、打率3割1分、54本塁打、59盗塁を記録し、史上初の「50-50」を達成しました。次の試合では打者として出場する予定ですが、当面は投球練習を見合わせ、今後の調整は打撃に重点を置く方針です。大谷自身も、この決定に納得していると語っています。

巨人対ドジャース 3回表ドジャース無死二塁、2点本塁打を放つ大谷。捕手甲斐(撮影・江口和貴)

<プレシーズンゲーム:巨人-ドジャース>◇15日◇東京ドーム

ドジャース大谷翔平投手(30)が凱旋(がいせん)アーチを放った。

「1番DH」でスタメン出場すると、3回無死二塁での第2打席、巨人戸郷が投じた初球、77・2マイル(約124キロ)の外角スライダーを捉え、打球は右翼席へ飛び込んだ。「良い角度で上がったので、ちょっと先でしたけど、入ると思ってました」と確信の1発だった。

東京ドームでファンへ勇姿を届け「久々に帰ってきたなという感じがしたので、良いゲーム、良い打席だったと思います」と語った。

第1打席は四球、第3打席は二ゴロに倒れ、2打数1安打で途中交代した。

オープン戦では18打数6安打1本塁打。打率は3割3分3厘、OPS(出塁率+長打率)は1.040をマークした。昨季は打率3割1分で54本塁打、59盗塁を記録し、史上初の「50-50」を達成。OPSは1.036とした。自身初のポストシーズン(PS)では、ワールドシリーズ(WS)第2戦で左肩を負傷した影響もあり、打率2割3分で3本塁打の成績だった。

大谷は18日から始まるカブスとの開幕2連戦は打者として出場する。当初は米アリゾナ州グレンデールでのキャンプ期間でライブBP(実戦想定の投球練習)に登板する見通しだったが、調整ペースを落とし、ブルペンでの投球も当面は行わない方向となった。東京から本拠地ロサンゼルスへ戻る3月下旬以降にブルペン投球を再開する見込み。

大谷自身も14日の記者会見で「プラン通り来ていた。逆に言えば順調に来ていたために、少し間を空けてもいんじゃないかというような判断じゃないかなと思う。僕自身は納得していますし、逆に言えばこのシリーズに向けて、打者を優先的に仕上げる期間というのはあったので、体力的にも精神的にも良い期間だったんじゃないかなと思います」と話した。

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