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【巨人】戸郷翔征、15日“世界一の打線”ドジャース戦へ「野球経験の中で、いいものになる」


巨人の戸郷翔征投手が15日に予定されているドジャースとのプレシーズンゲームに先発します。彼は強力な打線を持つドジャースを相手に、自身の野球経験をさらに豊かにする一戦になると意気込みを語っています。オープン戦では8イニングで1失点(自責0)と安定した成果を上げており、新球カットボールの試投も行っています。この日、戸郷はブルペンでの投球が満足いくものではなかったため、体調チェックを兼ねて遠投練習を追加で行いました。彼はデータをもとにした打者ごとの対策を重視し、シーズンに近い形での投球を目指しています。

ブルペンに入り投球練習を行う巨人戸郷(撮影・水谷京裕)

巨人戸郷翔征投手(24)が、世界一軍団に真っ向から挑む。13日、川崎市・ジャイアンツ球場での残留練習に参加。15日のドジャースとのプレシーズンゲーム(東京ドーム)に先発予定の右腕は「打線は世界一なのでね。ムーキー・ベッツにしても、フリーマンにしてもそうですし、いいバッターが多い。本当に僕の野球経験の中で、いいものになるんじゃないかな」。昨年、ワールドシリーズを制した相手との対決を心待ちにした。

単なる“予行演習”のつもりはない。オープン戦は3試合に登板し、8イニングを投げて失点1(自責0)。新球カットボールを試投しながら、2年連続の開幕投手に向けて準備を進めているが「シーズンに向けて最終の調整というより、シーズンに近い形で投げたい。1人1人のデータを見てって感じですかね」と、強力打線の情報を頭に入れての真剣勝負を予告した。

この日は、アップやキャッチボールをした後にブルペンに入った。変化球を交えながら33球を投じたが「(ブルペンでの投球が)あまり良くなかったので、体(の状態)を確かめる意味でやりました」と、おかわりで遠投を志願。万全の状態でドリーム対決に臨む。【水谷京裕】

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