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【日本アカデミー賞】河合優実「会場にいること自体、夢のような気持ちで」初の最優秀主演女優賞


第48回日本アカデミー賞で河合優実が「あんのこと」で最優秀主演女優賞を受賞しました。河合はこの作品で、社会問題を背景にした壮絶な人生を描く少女・杏を演じています。彼女の役は実話に基づいており、入江悠監督が手がけた脚本を基にしています。河合はこの受賞が初めてであり、舞台上では感激の意を示しました。「あんのこと」は彼女にとって特別な作品であり、俳優を続けていく中でも心に残り続けると語りました。この作品には、佐藤二朗が杏を救おうとする刑事役で、稲垣吾郎がジャーナリスト役で出演しています。

最優秀主演女優賞に輝き、佐藤二朗(左)と抱き合う河合優実(代表撮影)

<第48回日本アカデミー賞授賞式>◇14日◇東京・グランドプリンスホテル新高輪

河合優実(24)が「あんのこと」(入江悠監督)で最優秀主演女優賞を受賞した。河合は2月の第67回ブルーリボン賞でも主演女優賞を受賞しているが、日本アカデミー賞においては全部門を通じて、優秀賞を含めての初受賞となった。

最優秀主演女優賞受賞がコールされると、河合は同作で優秀助演男優賞を初受賞した佐藤二朗(55)と入江悠監督(45)と抱擁をかわした。「本当に、このたびはありがとうございます。ちょっと信じられないくらいで、この会場にいること自体、夢のような気持ちでいっぱい。未熟で新参者ですが、会場に来て敬愛する皆さんに囲まれて、映画という世界に足を踏み入れて本当に良かったと思っています」と感激した。

「あんのこと」は、20年6月に新聞に掲載された少女の壮絶な人生をつづった記事に着想を得て、入江監督が実話を元に脚本を手がけた。河合は劇中で母親から売春を強いられ、薬物に手を染めるなどした底辺から抜け出そうともがく少女・杏を演じた。杏を救おうとする型破りな刑事・多々羅を佐藤、多々羅が運営する更生施設を取材するジャーナリスト桐野を稲垣吾郎(51)が、それぞれ演じた。

河合は「あんのこと」について「言葉に言い表せないほど特別な作品。長い間、俳優を続けていきたいと思っていますけど、心に残り続ける大切な作品になると思う」と評した。そして「『あんのこと』に人生を貸してくれた人に感謝したい」と口にした。

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