
第97回選抜高校野球大会(18日開幕、甲子園)に出場する山梨学院(山梨)の菰田陽生投手兼内野手(2年)が13日、イメージを膨らませた。194センチ、97キロの投打二刀流の逸材候補。甲子園練習でグラウンドの感触を確かめ「多くの高校生たちが憧れている舞台。他のグラウンドとは違う独特のものがありましたが、(投げるイメージは)できました」と手応えを口にした。
投手では長身を生かし角度を付けて投げ下ろし、最速146キロの本格派。一方で、打者としては長打力を売りに、高校通算6本塁打をマークするなど主軸を担う。大会では主に一塁を守ることを想定しながら、投手起用も視野に入れて準備する。初の甲子園では「甲子園でピッチャーで投げる機会があれば、150キロを出したいです。(打者としては)ホームランも打ちたいですけど、まずはヒット、そして長打を打てたら」と意気込んだ。