
第97回選抜高校野球大会が、3月18日に甲子園球場で開幕する。日刊スポーツ高校野球取材班が注目する、全国の有望選手を紹介する。
【東海大札幌(北海道) 矢吹太寛(やぶき・たお)投手(3年)177センチ、65キロ、左投げ左打ち】
最速144キロ左腕はチームの大黒柱だ。山口聖夏内野手(3年)とともにダブル主将の重責を担い、右腕の高橋英汰投手(3年)とともにダブルエースとしてチームをけん引する。背番号は秋までエースナンバーを高橋に譲って「7」だったが、甲子園では高校に入学してから念願だった「1」を背負う。
昨秋の全道大会では高橋との完封リレーで胴上げ投手となり、10年ぶり優勝に導いた。球種はカーブとスライダーとチェンジアップで、冬の間に新しい変化球も習得中。自信があるのは直球で「真っすぐをいかして変化球も使って、テンポ良くという投球を意識している。打者が嫌がる『打たれない真っすぐ』がテーマ」と口にする。球速は高校入学後に9キロアップした。
16年に現校名に変更し、東海大四として出場した前回の15年は準優勝だった。「チームが勝てるようにゼロで抑える。チームとしては日本一が目標」。10年前に先輩たちがあと1勝届かなかった頂点を目指す。