
ドジャース大谷翔平投手(30)が11日(日本時間12日)、山本由伸投手(26)の協力を得て「合同練習」を行った。試合前、キャッチボールを終えた大谷は、グラウンド内で待っていた山本に対し、「お願いします」とばかりに、丁寧に腰を折ってお辞儀。その後、別のグラウンドで帰塁の練習を開始した。途中からは、山本がマウンドへ上がり、素早い動きで一塁へけん制。スタッフがタイムを計測しながら、大谷は右足、左足とベースに着く足を変えながらテストを繰り返した。
昨年まで大谷は、一塁けん制の際、手を伸ばして帰塁していたが、投手として復帰する今季は基本的に「禁止」。現在は、足から帰塁する練習に取り組んでおり、メジャーでも屈指の速いけん制を持つ山本に「相手役」を依頼したようだ。