
<オープン戦:楽天-西武>◇9日◇静岡
西武が初回から打者9人が6安打を集中する猛攻で4得点を挙げた。
楽天の先発古謝に対し、1番長谷川は投ゴロに倒れたものの2番西川が右前打、3番ネビンが四球で得点圏を作り、4番村田が詰まりながらも右前への適時打を放った。「初球に大振りして空振りをしてしまったので、コンパクトなスイングをすることに意識を変えました」と振り返った。
さらに5番平沢が「球種を絞って打席に入りました。しっかりと振り抜くことができたので打球の角度も飛んだところもよかったと思います」と右中間へ2点適時三塁打を放ち、6番渡部聖、7番外崎、8番古賀悠まで詰まった当たりもありながら5連打。9番源田は一塁へのライナーで併殺になったものの、しっかり捉えた当たりだった。
西武は昨季、借金42での最下位。特にチーム打率2割1分2厘の低打率が大きく響いていただけに、オープン戦とはいえ開幕が近づいた時期での猛攻は好材料になる。