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【センバツ注目選手】プロ注目の遊撃手・天理・赤埴幸輝が兄とともに“親子2代甲子園”へ


天理高校の赤埴幸輝選手は、第97回選抜高校野球大会でプロ注目の遊撃手として注目されています。彼は攻守で高い技術を持ち、181センチ、74キロの体格で右投げ左打ちです。赤埴選手は近畿4強の秋において1番打者として打率4割8分4厘を記録し、チームトップの安打数をマークしました。また、彼の守備力も評価されており、速い1歩目を活かしたプレーが特徴です。赤埴選手はチームのゲームキャプテンを務め、リーダーシップを発揮しています。彼は、天理のユニフォームを着て甲子園に立つという家族の夢を受け継ぎながら、同じチームにいた兄克樹と共にその夢を追い続けています。

天理・赤埴幸輝(2024年10月撮影)

第97回選抜高校野球大会が、3月18日に甲子園球場で開幕する。日刊スポーツ高校野球取材班が注目する、全国の有望選手を紹介する。

   ◇   ◇   ◇

【天理(奈良) 赤埴幸輝(あかはに・こうき)内野手(3年)181センチ、74キロ、右投げ左打ち】

プロ注目の遊撃手が、攻守で存在感を発揮する。

全国大会常連の天理大を6連覇を含む11度のリーグ優勝に導き、24年に母校の指揮官に就任した藤原忠理監督(59)が「このチームは、彼次第です」と一目置く存在だ。近畿4強の秋は1番打者で打率4割8分4厘でチームトップの安打数をマーク。守りは「1歩目の速さ」を心がけてノックに入る。チーム内では、永末峻也外野手(3年)とともにダブル主将制で、全体の場での報告や共有は永末が担当し、赤埴がゲームキャプテンを務める。

父智博さんは、88年のセンバツ、2歳上の兄で大商大へ進学した克樹さんは2年夏に甲子園に出場した。幸輝内野手の入学直後は克樹さんが在籍。兄の最後の夏には、兄弟そろってベンチ入り。聖地を夢見てともに戦ったが、奈良県大会準決勝敗退だった。「兄の分も甲子園に出ようと、(思いを)受け継いだ」と幸輝。兄同様、親子2代で「天理」のユニホームをまとい、夢の舞台でプレーする。

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