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【センバツ注目選手】健大高崎・石垣元気投手が連覇に導く。関東大会で敗れた横浜との再戦希望


第97回選抜高校野球大会が3月18日に甲子園で開幕する中、健大高崎の石垣元気投手(3年)が注目を集めている。石垣投手は178センチ、78キロの体格を持ち、右投げ両打ちのピッチャー。昨年秋の関東大会では158キロを記録し、春の甲子園に向けて調子を上げている。今年の初の練習試合では、150キロの速球を投げ込み、日米計7球団のスカウトを驚かせた。彼は昨年秋の関東大会準優勝に貢献したが、決勝で敗北したことを悔やみ、特に横浜との対戦をリベンジしたいと強く願っている。センバツ連覇への意欲とリベンジへの決意を胸に、石垣投手は虎視眈々と準備を進めている。

センバツ出場を決め、笑顔でポーズを決める健大高崎石垣(2025年1月24日撮影)

第97回選抜高校野球大会が、3月18日に甲子園球場で開幕する。日刊スポーツ高校野球取材班が注目する、全国の有望選手を紹介する。

   ◇   ◇   ◇

【健大高崎(群馬) 石垣元気(いしがき・げんき)投手(3年)178センチ、78キロ。右投げ両打ち】

世代屈指の本格派右腕が、史上4校目のセンバツ連覇に導く。昨秋の関東大会では158キロをマークした石垣が、来る春の甲子園に向けて着々と調子を上げている。今年初の練習試合となった日大三(2日・健大高崎G)戦では3回2安打1失点(自責0)とまずまずの内容。自慢の球速は150キロを計測し、視察に訪れた日米計7球団のスカウトの1人は「この時期に150キロを出すのはすごい」とうなった。

最上級生となって臨むセンバツ。連覇への思いとともに、リベンジへの気持ちも胸に向かう。エース右腕として昨秋の関東大会準優勝に貢献したが、決勝戦では自身が決勝打を浴びて横浜(神奈川)に惜敗。敗戦後には人目をはばからずを涙を流し「改めて1球の怖さを知りました」。対戦したい相手には「横浜一択です」と力を込めた。リベンジの機会に向けて、虎視眈々(たんたん)と準備する。

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