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日本ハムの新外国人、古林睿煬(グーリン・ルェヤン)投手(24=台湾・統一)が百戦錬磨の女房役をうならせた。
19日、沖縄・名護キャンプで2度目のブルペン入り。伏見と初めてバッテリーを組んで「(捕手として)座っているだけで、すごい」と安心感を感じながら直球に加えて変化球も解禁。スライダー、カーブ、フォーク、カットボールの4球種を交えて22球を投げた。
伏見は「(直球が)エグい。めちゃくちゃホップします。浮いてます」と質の良さに驚いた。古林は来日初ブルペンだった16日と同じく「8割」の力加減でも、直球のポテンシャルの高さを披露した。
キャンプ前に痛めた右脇腹も完治した右腕は、ここからは強度を高め、変化球も精度を上げてから「打者の反応を見たい」。実戦デビューへ向けて、焦らず階段を上っていく。