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カブス鈴木誠也外野手(30)が18日(日本時間19日)、地元テレビ局「マーキー・スポーツ・ネットワーク」のインタビューに応じ、現在のコンディションやオフの体作りなどに言及した。
キャンプイン5日目を迎えた鈴木は「体の状態もいいですし、バッティングとかも今年はいろいろ変えていて、まだなじんでないですけど、これから実戦に入ってどんどんなじませていけたらいいなと思います」と順調に調整中。リポーターから今年は例年より体がすっきりしたように見えると指摘されると「毎年いつも増量して入ってきていたんですけど、昨シーズンはあまり体重が落ちなかったので、あまり増量しないで、ある程度体を維持しながら筋量を増やして脂肪を減らしていくっていう食事制限を結構やってきた。そういった意味ではこの腹が、今まではたぬきみたいだったけど、今はかっこいい」と冗談交じりに返した。
この日は20年にドジャースでワールドシリーズを制した40歳のジャスティン・ターナー内野手の獲得が報じられ「僕もずっと見ていた選手ですし、バッティングだったり参考にしている選手でもあるので、いろいろなことも聞きたいですし、今年はいろいろな選手が入ってきて自分もいろいろ勉強できる形になっていると思うので、すごくうれしいです」と歓迎。東京で行われるドジャースとの開幕戦には「久しぶりに日本で違うユニホームを来てプレーできるっていうのはすごくうれしいですし、それを楽しみにして来てくれるファンの皆さんもいるので、しっかり頑張りたい」と意気込みを口にした。
鈴木が加入後、チームは2年連続で地区2位だが、ポストシーズンには進出できていない。「あとはもうワールドシリーズを取るだけだと思うので、去年日本人選手2人が活躍してドジャースが優勝したのと一緒で、僕たちもしっかり今永さんと頑張って、なんとかチームを盛り上げていけたらいいなと思います」と、ワールドシリーズ制覇を目標に掲げた。