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日本ハム北山亘基投手(25)が昨秋から追い求めてきた感覚が、もうすぐで手中に収まりそうだ。12日、沖縄・名護キャンプでブルペン入り。「オフにやってきた取り組みを対打者で出していく過程の中で、実戦に近い形で今日は投げられたので良かった」と振り返った。
追求してきたのは、リリース時にボールの上に指が乗る感覚だ。「真っすぐを投げる時にボールの上に指が乗るというか、押すとか掛けるじゃなくて、最後にボールの上に指が乗るとこがあるんです」。それができると、角度のあるボールを投げられるという。
好調時に感じていたものを、恒常的なパフォーマンスに変えられるように意識してきた。その中で「カットボールやフォークも真っすぐと同じように投げた結果、変化するボールになってくる」と変化球にも相乗効果を感じた。
同じ腕の振り、指先の感覚で直球と変化球を投げることで「打者が振り始めて真っすぐだと思ったら、ちょっと違ったっていうニュアンスのボールにしていきたい」という狙いもある。初実戦登板が予定されている18日の中日との練習試合(北谷)で現状の感覚を擦り合わせる。