鹿島アントラーズの新体制発表が12日、茨城・鹿嶋市内で行われ、今季からトップチームに就任した柳沢敦氏、田中誠氏、曽ケ端準氏が壇上に立ち、サポーターにあいさつした。
田中コーチは、鹿島とライバル関係にあったジュビロ磐田の黄金期を支えたDFで「僕はジュビロでやっていて…。違和感はあると思いますけど、お世話になります」と、恐縮しながらあいさつ。「監督の鬼木さんから声をかけていただいた。パスをつないで人との距離感、パス交換の質や精度、テンポの速いサッカーの印象。選手に落とし込むお手伝いができたら」と話した。
トップチームのコーチに復帰した柳沢コーチは「緊張感と自覚を持って、トップの力になれるように精いっぱい頑張りたい」と意欲。コーチングスタッフのコミュニケーション面について「中後とは選手としてもやっている。マコさん(田中コーチ)とは、バチバチにやった。ソガさん(曽ケ端)には後ろから怒られていたので問題ないです」とジョークを交えながら話した。