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【西武】渡辺勇太朗「日本語とは違う言い回し」菊池雄星の金言胸に「規定投球回いきたい」


渡辺勇太朗投手は、岩手・花巻市の「King of the Hill」で自主トレを行い、メジャーリーガーから学んだ金言を心に刻んでいる様子を見せた。彼はエンゼルスの菊池雄星投手がプロデュースした施設で練習し、アメリカならではの言葉選びに感銘を受けた。特に「グリップを信じろ」という言葉が心に残り、以前よりスライダーへのアプローチが変化したという。渡辺は直球とカットボール系に定評があり、今季はさらなる勝利数の上積みと、1年間怪我なく投げ通すことを目標に掲げている。

14日、自主トレ中に笑顔を見せる西武渡辺

西武渡辺勇太朗投手(24)の頭にメジャーリーガーの金言は確実に刻まれた。岩手・花巻市の野球複合施設「King of the Hill」で自主トレ中。「全体的にいいと思います」と、先発ローテ入りが有力視される7年目右腕は順調ぶりを口にする。

エンゼルス菊池雄星投手(33)がプロデュースした施設。菊池は18年オフに西武からメジャー挑戦し、入れ替わるように渡辺が入団した。貴重な接点。変化球を尋ねた。「日本(球界)ではなかなか聞けなかったポイントもありましたし、アメリカならではの言葉のチョイスもあったので。すごく勉強になりました」。

アメリカならでは-。直球や変化球の握りの極意を教わる中で「グリップを信じろ」という言葉があったという。「日本語とは違う英語の言い回しがあって、そういうのはすごく入ってきやすいですね」。特にスライダーへのアプローチが変わってきたという。

もともと直球とカットボール系には定評があり、昨季の3勝からの上積みが期待されている。「1年間離脱なく最後まで投げて、規定投球回はいきたいです」。1年間、己のグリップを信じ抜く。【金子真仁】

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