楽天村林一輝内野手(27)が、26年WBCでの世界一に照準を合わせた。
今秋、侍ジャパンに初選出。準優勝したプレミア12では出番が限られた悔しさがありながらも、貴重な経験を積んだ。「出てる時間よりベンチに座っている時間の方が長かった。しっかり自分が出て、(WBCのメンバーに)選ばれた際に井端監督を胴上げできるようにしたい」。主力として活躍することを誓った。
プレミア12では9試合中4試合に出場した。スタメンは2試合だったが、11月23日のスーパーラウンド台湾戦は「1番二塁」で出場し、代表初ヒットとなる先頭打者本塁打を含む2安打と気を吐いた。自身初の国際大会となったが「すごく貴重な経験というか、自分にとってすごくプラスになった」と振り返った。
9年目の今季、楽天で遊撃の定位置を奪取。だが、日本代表ではレギュラーとしてプレーできなかっただけでなく、二塁を任された。「求められたところで仕事ができればいいと思っていたので、どこでもやるぞという感じでしたが、ショートで出るのが一番なので、そこは変わらずアピールしたい」。来季も地道に結果を残し、侍のショートの座を狙っていく。