韓国国土交通部は、チェジュ航空7C2216便が務安国際空港で大破した事故で、乗員乗客177名の死亡が確認されたと発表した。
同便の乗員乗客181名のうち、午後6時半時点で177名の死亡と2名の負傷が確認された。2名が現在も行方不明。負傷者はいずれも客室乗務員で、男性と女性がそれぞれ1名。
また、明らかにした発生概要によると、鳥群に衝突して緊急事態を宣言した後、胴体着陸を試みていたことがわかった。
午前8時54分:管制が着陸を許可
午前8時57分:管制から鳥群回避の注意喚起を提供
午前8時59分:操縦士から鳥群衝突による緊急事態を宣言
午前9時:同機が着陸を試みる
午前9時3分:同機がランディングギアを使用せずに着陸し、滑走路を逸脱して停止
消防や警察、軍など1,572名を動員して対応にあたった。航空事故調査官8名と航空安全監督官9名が、現場で残骸の収集や証拠回収中だという。