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【阪神】梅野隆太郎が現状維持の1億6000万円で契約更改「結果を残して、監督を胴上げ」


阪神タイガースの梅野隆太郎捕手は、1億6000万円で契約を更改しました。今季3年目として見られていた契約は実は4年目で、来季が最終年となります。梅野は2023年シーズン、95試合に出場し打率2割9厘、15打点を記録。「チームとしても個人としても不甲斐ない数字」と振り返り、来季に向けての改善と若手選手との競い合いを誓いました。また、現監督の藤川球児とは現役時代にバッテリーを組んだ経験があり、監督の期待に応えるべく、最後に胴上げされることを目指して奮起を表明しました。

契約更改を終え会見を行う梅野(撮影・加藤哉)

阪神梅野隆太郎捕手(33)が25日、兵庫・西宮市の球団事務所で契約交渉を行い、現状維持の1億6000万円で更改した。今季が3年契約の3年目とみられていたが、自ら4年だったことを明かし、来季が最終年となる。

今季は95試合に出場し、打率2割9厘、15打点。7月20日の広島戦(甲子園)で阪神の生え抜き選手では初めて捕手として1000試合出場を達成した。チームの野手最年長は来季、プロ12年目を迎える。

「(今季は)チームとして、個人として申し訳ないなという数字。来シーズンこの反省を生かして勝つ。若い選手と競い合いながら刺激をもらいながら、負けん気をもって来シーズンに向けていい準備をしたい」

藤川球児監督(44)とは現役時代にバッテリーを組み、多くを吸収してきた。就任会見でベテランの奮起を促した指揮官の言葉を受け、「結果が大事。監督の言う通り、自分たちは自覚を持ってやっていかないといけない立場。いい意味で監督の期待を裏切るようなプレーで、結果を残して。最後に監督を胴上げできるように頑張りたいなと思います」と力を込めた。(金額は推定)

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