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遠藤保仁コーチ、引退稲本潤一にコメント「非常に頼りがいのある選手だった」


ガンバ大阪の遠藤保仁コーチは、南葛SCの元日本代表MF稲本潤一の引退に際し、同じ「黄金世代」として共に戦った盟友への感謝と評価のコメントを寄せました。遠藤コーチは、稲本がガンバから海外で活躍し、同世代のトップ選手としての地位を築いたことを称賛し、「けがも乗り越え、素晴らしい選手だった」と述べました。また、稲本のプレースタイルについて「体の強さ、自らボールを運ぶ能力、守備時の寄せ方や強さが特徴的」と評価しました。稲本とのダブルボランチ時代を振り返り、「非常に頼りがいのある選手だった」と述懐。40代まで現役を続けた稲本に敬意を表し、「彼の活躍は励みになった」と語りました。

2002年6月、W杯韓国・日本大会 日本対ロシア 先制ゴールを決めてガッツポーズをする稲本

ガンバ大阪の遠藤保仁コーチ(44)が、4日に現役引退を発表した南葛SCの元日本代表MF稲本潤一(45)にコメントを寄せた。

同日の練習後に取材に応じた遠藤コーチは、ともに「黄金世代」の一員として戦ってきた同学年の稲本の引退発表に際して「ガンバスタートで海外に行っても活躍して、同世代のトップを走っていた選手。けがもあったと思いますけど、長い時間活躍されて、素晴らしい選手だったと思います」とコメント。ワールドカップ(W杯)では06年ドイツ大会と10年南アフリカ大会でチームメートだった盟友のプレースタイルについては「体の強さだったり、ボールを前に自分で運べるところだったり、寄せるタイミングや強さっていうのはイナの特長かなと思います」と振り返った。

稲本は、遠藤にとって良いパートナーの1人でもあった。ダブルボランチを組んだ時のことを思い起こした遠藤は「隣で一緒にやることもありましたけど、非常に頼りがいのある選手だった」とあらためて稲本の確かな力を評価した。

最後は45歳まで現役を続けた稲本にねぎらいの言葉を送った。「40代でプレーできるのは本当に幸せなことだと思うし、カテゴリーは違えど、活躍するのを見たり聞いたりすると、僕らにもいい励みになった。そもそも走れない選手が使われない時代の中で、この年齢までやれたというのは、彼自身もサッカーを楽しんで、努力していたということ。本当に幸せなことだと思います」。

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