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【市場反応】米11月ISM非製造業景況指数は低下、ドル売りに転じる


米供給管理協会(ISM)が発表した11月の非製造業景況指数は52.1に下落し、8月以来の最低水準となりました。特に新規受注が53.7と8月以来の低水準に落ち込み、雇用も51.5に低下したことが影響しています。一方、仕入れ価格は上昇。これを受けて市場はドル売りに転じ、ドル・円は大きく値を下げました。同時に発表された製造業関連の指標では、10月の製造業受注が予想通りプラスとなり、耐久財受注も上方修正されて3ヶ月ぶりに改善しました。サービス業PMIの改定値は予想外に下方修正されましたが、依然として22年3月以来の高水準。一連の経済指標を受けて、米国債の10年利回りは低下し、ユーロ・ドルやポンド・ドルは上昇しました。

*00:44JST 【市場反応】米11月ISM非製造業景況指数は低下、ドル売りに転じる 米供給管理協会(ISM)が発表した11月ISM非製造業景況指数は52.1と、10月56.0から予想以上に低下し、8月来で最低となった。主要項目の新規受注は53.7と、8月来で最低に落ち込んだことが指数を押し下げ。雇用も51.5に低下。一方で、仕入れ価格は58.2に10月58.1から上昇した。

同時刻に発表された米10月製造業受注は前月比+0.2%と、予想通り3カ月ぶりのプラスに改善した。米10月耐久財受注改定値は前月比+0.3%と、予想外に速報値+0.2%から上方修正された。国内総生産(GDP)の算出に用いられる航空機を除く非国防資本財の出荷改定値は前月比+0.3%と速報値+0.2%から上方修正され
3カ月ぶりのプラスに改善。

事前に発表された米11月サービス業PMI改定値は56.1と、予想外に速報値57.0から下方修正された。ただ、22年3月来で最高。11月総合PMI改定値は54.9と、予想外に速報値55.3から下方修正された。22年4月来で最高。

予想を下回ったサービス業指標を受け、米国債相場は反発。10年債利回りは4.28%から4.22%まで低下した。ドル売りに転じ、ドル・円は151円23銭の高値から150円52銭まで反落。ユーロ・ドルは1.0473ドルの安値から1.0544ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.2660ドルから1.2712ドルまで上昇。

【経済指標】
・米・11月ISM非製造業景況指数:52.1(予想:55.7、10月:56.0)
・米・10月製造業受注:前月比+0.2%(予想:+0.2%、9月:-0.2%←-0.5%)
・米・10月耐久財受注改定値:前月比+0.3%(予想:+0.2%、速報値:+0.2%)
・米・10月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比+0.2%(予想:+0.1%、速報値:+0.1%)
・米・10月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比+0.3%(速報値:+0.2%)
・米・11月サービス業PMI改定値:56.1(予想:57.0、速報値:57.0)
・米・11月総合PMI改定値:54.9(速報値:55.3)


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