DeNA三浦大輔監督(50)が14日、FA権を行使せず、残留を決めた京田陽太内野手(30)の決断を喜んだ。「良かったですよ、監督の立場としては。もちろん、FAは個人の権利で出て行くのが悪いわけではなく、今年戦った選手とまた来年も戦えるのは良かったなと思いますし、チームとしても必要な戦力ということは思っていることですし、監督としてもそう思っています。戦力ダウンしなくて良かったなと思います」と歓迎した。
昨オフは戸柱、石田、伊藤光、柴田らが残留を決断し、今オフは佐野、京田が残留を決断した。三浦監督は「現役の時からずっと言ってることは、DeNAベイスターズに行きたいな、入りたいなという魅力あるチームになっていかないといけないと。アマチュアの選手からもDeNAに入りたいと思ってもらえるチームにならないといけないですし、京田はうちに来て、FA権を持ってても、来年も横浜でやりたいというのは非常にうれしく感じますし、また一緒に頑張っていこうな、という気持ちです」と話した。
京田は、13日に残留を正式に表明し「声をかけてくださった球団ではありますし、今年は日本一になりましたけど、リーグ優勝という目標をまだ達成していないので、このチームメートとリーグ優勝の瞬間を味わいたいなと思った。周りの評価というより、このベイスターズで野球したいという思いが強かったので、周りというのはあまり気にはならなかったです」と横浜愛を語った。